ターゲット型エキシマ紫外線治療器 | 阪神西宮駅　皮フ科・形成外科　田所クリニック

ナローバンドUVBによる治療は、白斑や乾癬などに対して従来行われてきたブロードバンド紫外線治療を凌駕しつつあります。
エキシプレックス308は、ナロードバンドUVBの中でも308nmの波長を選択的に照射し、痛みはなく、高い治療効果をもたらすことができます。
旧型に比べて照射光の輝度が高くなったため治療に必要な照射時間が半減し、広範囲な病変でもより短時間で1回の治療を行えます。
また、より低いエネルギーでの照射が可能になったため、紫外線に過度に反応しやすい部位でも治療可能となりました。
エキシプレックス308は3機体制となり、患者さんの診療待ち時間をより短縮することが出来るようになりました。
なお、健常な皮膚への紫外線照射を避け、病変部位のみを高エネルギーで治療できる正確で信頼性の高い治療方法ですが、短期の副作用として照射部位の紅斑、水疱形成、色素沈着が見られることがあります。
効果を上げるためには繰り返して照射する必要があり、週に1～2回程度の通院が勧められます。