レーザー治療
ホーム > 診療案内 > Qスイッチ・ルビーレーザー The Ruby Z1
ルビーレーザーはメラニン顆粒に吸収されやすく、血管への侵襲が特異的に少ないため、周囲組織へのダメージを最小にして、病変部位への鋭い反応性を示します。この特性により、他のレーザーよりも“キレがよい”といわれています。
Qスイッチモードでは、20nsec(10億分の20秒)という超短時間内に高エネルギーを加えることで、メラニン顆粒が周囲に熱を放出する前に破壊します。従って、より効率的かつ選択的に深部のメラニン顆粒を破壊することができます。
ノーマルモードでは、表在性の色素疾患などに対して照射時間を200μsec(10万分の20秒)として、あえて皮膚の浅い部位を選択的に変性させ、深い部位への損傷は最小限に抑えることで、炎症後色素沈着の発生を少なくすることができます。
The Ruby Z1では、色素性疾患に合わせてQスイッチモードとノーマルモードを使い分けることが可能です。
トップハット型のThe Ruby Z1では、ビーム光の出力がフラットかつ均一であり、照射面が六角形なので重なることなく照射できるため、色素沈着や色素脱失を最低限に抑えます。
太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑などでは保険診療が可能です。
老人性色素斑などのシミの治療は自費診療となります。The Ruby Z1によるシミの治療費は、1cm²あたり11,000円(税込)です。